トリミングの手順をご紹介します
1.健康チェック
目・鼻・口・肛門・皮膚・被毛・体温・呼吸・体重などをチェックします。
少しでも異常がみつかったら、出来るだけ早 く専門医に相談しましょう。
2.ブラッシング
やさしく声をかけながら、力加減に注意して毛先から毛の根元、
皮膚もマッサージします。毛玉の部分は、決して一度に強く引かないように、
生え際を押さえて細かく叩くようにして取り除きましょう。
状態によっては注意してカットします。ブラシは静電気のおきないものを
毛質によって選びます。
3.ベイシング
弱酸性で低刺激のものを、皮膚の状態に合わせシャンプー剤を
選びましょう。必要に応じてリンスやコンディショナーを使用しますが、
全てすすぎはしっかりと行いましょう。
4.ドライング
タオルでよく水分を拭き取った後で、ドライヤーとブラシを使用し
熱風の温度に注意しながら効率よく完全に乾かします。
顔周辺は特に慎重に。
5.イヤーケア
シャンプーのときに耳に残った水分をコットンや綿棒を使い
そっと拭き取ります。長毛犬種は、耳の穴の中にあるムダ毛を取り除いてあげると
ムレにくく、ニオイも取れて清潔に保てます。
6.ネイルケア
爪を切ります。深爪しないよう少しづつ角を取りましょう。
わんちゃんはよく体を掻いたりしますので、皮膚を傷つけないように、
仕上げにヤスリをかけてあげましょう。
7.カッティング
基本的には汚れやすいところを短くカットします。口元・肉球からはみ出る毛・
手足周り・胸底・袖毛・肛門周辺部・陰茎陰部周辺部などです。
わんちゃんはなかなかじっとしていてくれませんので、くれぐれもケガをさせないよう
慎重に作業しましょう。季節に合わせて、バランスよく、かわいらしくしてあげましょう。
センスの見せ所です。
8.アフターチェック
わんちゃんもお疲れでしょう。リラックスとトイレタイムです。
自然に動いた姿全体を見て、もう一度バランスを直し終了です。
9.完成
おりこうにしてくれていたわんちゃんを誉めてあげるのを忘れずに。